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中小企業が対策を選ぶときは、どの範囲を守るサービスなのかを先に見ておくと迷いにくくなります。この記事では Microsoft と Google の公式ページから、守る範囲・料金の形・規模を整理しました。
要点(3行)
- 1人で使う人なら、Microsoft Defender for Business。デバイス数の下限がなく、Windows・macOS・iOS・Android の端末保護だけを単体で持てます [1]
- 2〜10人の会社なら、Microsoft 365 Business Premium。端末保護に加え、メール保護・ID 保護・データ保護まで同じプランで揃います [1]
- 無料で始めたい人なら、Microsoft Defender for Business。1か月の無料試用があります。サインアップにはクレジットカードが必要で、期間が終わると自動で有料に切り替わります [1]
ひと目で比較
月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-19 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。
料金は公式ページで確認
無料枠 1か月の無料試用(クレジットカード必要)
次世代ウイルス対策と EDR、脆弱性管理を備える
料金は公式ページで確認
無料枠 1か月の無料試用
端末・メール・ID・データ保護を一括で持てる
料金は公式ページで確認
無料枠 14日間
2段階認証が全プランにあり、Gmail の迷惑メール・フィッシング保護がある
料金は公式ページで確認
無料期間 なし・要確認
多要素認証と条件付きアクセスで ID 攻撃を防ぐ
選び方
結論
1人で使う人
Microsoft Defender for Businessデバイス数の下限がなく、Windows・macOS・iOS・Android の端末保護だけを単体で持てます [1]
2〜10人の会社
Microsoft 365 Business Premium端末保護に加え、メール保護・ID 保護・データ保護まで同じプランで揃います [1]
無料で始めたい人
Microsoft Defender for Business1か月の無料試用があります。サインアップにはクレジットカードが必要で、期間が終わると自動で有料に切り替わります [1]
選定基準(選び方の軸3つ)
選び方の3つの軸
- 料金の形: 比較した Microsoft の各プランはユーザー単位の月額相当で、年間サブスクリプションの自動更新です [1]。表示は税抜です。この記事では税込に直して載せています。
- 守る範囲: 端末だけか、メールや ID、データ保護まで含むかで選ぶ製品が変わります。Business Premium は端末・メール・ID・データ保護を含みます [1]。
- 規模と管理の手間: 対象はプランごとに上限があります。Defender for Business は専属のセキュリティチームが要らない設計です [1]。
順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。
比較表
機能の対応表
| サービス | 料金の掲載 | 無料お試し | 主な連携先 | サポート |
|---|---|---|---|---|
| Microsoft Defender for Business | あり | あり | あり | 要確認 |
| Microsoft 365 Business Premium | あり | あり | あり | 要確認 |
| Google Workspace | 要確認 | あり | あり | あり |
| Microsoft Entra ID | あり | 要確認 | あり | 要確認 |
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-19 時点
| サービス | 税込料金 | 無料枠 | 対象規模 | 主な連携先 | サポート | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Microsoft Defender for Business | Business プラン 税抜449円(税込493円)、ユーザー/月相当・年払い [1] | 1か月の無料試用(クレジットカード必要)[1] | 最大300ユーザー、1人あたり最大5台 [1] | Windows・macOS・iOS・Android [1] | 公式ページで確認 | 次世代ウイルス対策と EDR、脆弱性管理を備える [1] | サーバーは別アドオンで対応する [1] |
| Microsoft 365 Business Premium | Teams なし 税抜2,817円(税込3,098円)、ユーザー/月相当・年払い [3] | 1か月の無料試用 [4] | 最大300名 [1] | Defender・Intune・Entra ID・Purview [1] | 公式ページで確認 | 端末・メール・ID・データ保護を一括で持てる [1] | 年間サブスクリプションの自動更新で、サーバーは別アドオン [1] |
| Google Workspace | 料金は公式ページで確認してください [5] | 14日間 [5] | Starter・Standard・Plus は最大300人 [5] | Android・ChromeOS・iOS・macOS・Windows [2] | メール・チャット・電話で24時間365日 [2] | 2段階認証が全プランにあり、Gmail の迷惑メール・フィッシング保護がある [5] | DLP は Enterprise プランの機能 [5] |
| Microsoft Entra ID | P1 税抜1,049円(税込1,153円)、ユーザー/月相当・年払い [3] | 無料で試す(期間は公式ページで確認)[3] | 公式ページで確認 | 数千の SaaS アプリとオンプレミスのアプリ [3] | 公式ページで確認 | 多要素認証と条件付きアクセスで ID 攻撃を防ぐ [3] | P2 は購入前の相談窓口を経由する [3] |
各サービスの公式情報
Microsoft Defender for Business
Business プラン 税抜449円(税込493円)、ユーザー/月相当・年払い
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-19 時点
- 向いている人
- 端末の保護を単体で始めたい小規模な会社 [1]
- 向かない人
- 301ユーザー以上の会社。公式ページは Defender for Endpoint を勧めています [1]
- 長所
- ウィザード形式のセットアップと、すぐ使えるセキュリティポリシーがあります [1]
- 短所
- サーバーの保護には別のアドオンが要ります [1]
- 料金
- Business プラン 税抜449円(税込493円)、ユーザー/月相当・年払い [1]
Microsoft Defender for Businessの料金はいくら?
Business プラン 税抜449円(税込493円)、ユーザー/月相当・年払い [1]。
Defender for Business は、端末を守る製品です。次世代ウイルス対策に加えて、脆弱性の管理と、AI による検出と自動攻撃阻止(EDR)を備えます [1]。
無料試用は1か月で、終了後は自動で有料プランに切り替わります。年間サブスクリプションの自動更新なので、契約期間は公式ページで確認してください [1]。
Microsoft 365 Business Premium
Teams を含むプラン 税抜3,298円(税込3,627円)、Teams なし 税抜2,817円(税込3,098円)、ユーザー/月相当・年払い
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-19 時点
- 向いている人
- 端末だけでなく、メール・ID・データ保護も同じ契約で揃えたい会社 [1]
- 向かない人
- 301名以上の組織。対象は最大300名です [1]
- 長所
- Defender for Business、Entra ID の多要素認証、Intune プラン1が含まれます [1]
- 短所
- 年間サブスクリプションの自動更新で、サーバーの保護は別アドオンです [1]
- 料金
- Teams を含むプラン 税抜3,298円(税込3,627円)、Teams なし 税抜2,817円(税込3,098円)、ユーザー/月相当・年払い [1]
Microsoft 365 Business Premiumの料金はいくら?
Teams を含むプラン 税抜3,298円(税込3,627円)、Teams なし 税抜2,817円(税込3,098円)、ユーザー/月相当・年払い [1]。
Business Premium は、仕事用アプリとセキュリティを組み合わせたプランです。AI 搭載のランサムウェア防止、フィッシングからのメール保護、ID 保護を含みます [1]。
Defender for Business の単体契約より、守る範囲が広い分だけ月額は高くなります。必要なのが端末保護だけなら、単体プランと見比べてください [1]。
Google Workspace
料金は公式ページで確認してください
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-19 時点
- 向いている人
- メールやデータの保護を中心に考えている会社 [2]
- 向かない人
- 301人以上の会社。Starter・Standard・Plus は最大300人で、Enterprise にはユーザー数の上限がありません [5]
- 長所
- Gmail の AI 防御でスパム・フィッシング・マルウェアの99.9%以上をブロックします [2]
- 短所
- データ損失防止(DLP)は Enterprise プランの機能です [5]
- 料金
- 料金は公式ページで確認してください [5]
Google Workspaceの料金はいくら?
料金は公式ページで確認してください [5]。
Google Workspace は、メールとデータを中心にした保護です。ログイン保護、ゼロトラスト前提のアクセス制御、DLP を備えます [2]。
エンドポイント管理は、Starter と Standard が基本、Plus が高度、Enterprise がエンタープライズ向けです [5]。14日間のお試しがあり、請求は月単位です [5]。
Microsoft Entra ID
P1 税抜1,049円(税込1,153円)、P2 税抜1,499円(税込1,648円)、ユーザー/月相当・年払い
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-19 時点
- 向いている人
- ID の乗っ取り対策として、多要素認証と条件付きアクセスを整えたい会社 [3]
- 向かない人
- 年間サブスクリプションの自動更新を避けたい会社 [3]
- 長所
- パスワードレス認証、シングルサインオン、条件付きアクセスを使えます [3]
- 短所
- P2 は「ご購入前の相談窓口」を経由する形です [3]
- 料金
- P1 税抜1,049円(税込1,153円)、P2 税抜1,499円(税込1,648円)、ユーザー/月相当・年払い [3]
Microsoft Entra IDの料金はいくら?
P1 税抜1,049円(税込1,153円)、P2 税抜1,499円(税込1,648円)、ユーザー/月相当・年払い [3]。
Entra ID は、アカウントとアクセスを守るクラウド型の製品です。単体でも買えますし、Business Premium のようなプランの一部としても入っています [3]。端末側の対策が別に要るかどうかは、使うプランの機能一覧で確かめてください。
用語の定義
くわしく読む
情報セキュリティ10大脅威とは?
情報セキュリティ10大脅威とは、前年に社会的な影響が大きかった情報セキュリティの事案をもとに、IPA が脅威候補を選び、研究者や企業の実務担当者などによる選考会が審議と投票で決めたものです [6]
情報セキュリティ安心相談窓口とは?
情報セキュリティ安心相談窓口とは、IPA が国民に向けて開設している、ウイルスや不正アクセスなど一般的な情報セキュリティの技術的な相談にアドバイスする窓口です [7]
関係する制度
くわしく読む
IPA は、毎年「情報セキュリティ10大脅威」を公開しています [6]。同じサイトには、ランサムウェア対策特設ページや、経営者向けの「ランサムウェア被害から学ぶ教訓集」があります [6]。内容は公式ページで最新の情報を確認してください。
中小企業向けには、「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」や「サイバーセキュリティお助け隊サービス」制度の案内があります [6]。自己宣言の SECURITY ACTION も、IPA のサイトで案内されています [6]。
困ったときの相談先として、IPA の情報セキュリティ安心相談窓口があります。2025年の相談対応件数は11,956件です [7]。企業・組織の方は、別の企業/組織向けサイバーセキュリティ相談窓口に相談する形です [7]。
費用の目安(計算例)
費用の計算例
計算式と前提を見る
- 1人・Defender for Business を1年使う場合: 計算式: 税込493円/人・月 × 1人 × 12か月 = 税込5,916円(2026-10-19時点の料金から計算)
- 社員5人・Defender for Business を1年使う場合: 計算式: 税込493円/人・月 × 5人 × 12か月 = 税込29,580円(2026-10-19時点の料金から計算)
- 社員5人・Business Premium(Teams を含む)を1年使う場合: 計算式: 税込3,627円/人・月 × 5人 × 12か月 = 税込217,620円(2026-10-19時点の料金から計算)
計算に使った料金は上の比較表と各サービスの料金欄の値です。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。
よくある質問
Q. Defender for Business は、Windows 標準のウイルス対策と何が違いますか?
Defender for Business には Defender ウイルス対策の機能が含まれます。そのうえで、脆弱性の管理、攻撃面の縮小、エンドポイントでの検出と対応、自動調査と応答が加わります [1]。Windows の標準機能は、組み込みの次世代保護です [1]。
Q. サーバーも保護できますか?
Defender for Business 本体は Windows、macOS、iOS、Android の端末が対象です。サーバーは「Defender for Business servers」アドオンで保護し、同じ管理画面から扱えます [1]。
Q. 無料試用のあとは自動で課金されますか?
Microsoft のプランは、1か月の無料試用が終わると自動で有料に切り替わります。サインアップにはクレジットカードが必要です [1]。試用中はいつでもキャンセルでき、それ以降は請求されません [1]。
Q. セキュリティの相談を公的機関にできますか?
IPA の安心相談窓口は、電話とメールで相談を受け付けています。電話の受付は平日の10時から17時で、相談は無料です。通話料は利用者の負担になります [7]。特定の製品やサービスの良し悪しを尋ねる相談は対象外です [7]。
Q. Google Workspace の料金はどう確認すればよいですか?
プランは Starter・Standard・Plus・Enterprise の4種類で、請求は月単位です [5]。表示額が税込か税抜かは、公式ページの本文から読み取れません。新規向けの試用価格には期間の条件もあるため、料金は公式ページで確認してください [5]。