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情報セキュリティ10大脅威は、IPA(情報処理推進機構)が毎年まとめる脅威の一覧です [6]。この記事では、一覧そのものを写すのではなく、中小企業が脅威への備えとして使える対策機能を4つのサービスで整理します。確認する順番は、読者の人数や状況ごとにまとめています。
要点(3行)
- 1人で使う人なら、Microsoft Defender for Business です。デバイス数の下限がなく、専属のセキュリティチームがなくても使える設計と案内されています [2]。
- 2〜10人の会社なら、Microsoft 365 Business Premium です。デバイス保護、フィッシング対策、多要素認証、データ損失防止が一つのプランにまとまっています [3]。
- 無料で始めたい人なら、Google Workspace です。14日間のトライアルがあり、2段階認証プロセスは全プランの機能一覧に入っています [4]。
ひと目で比較
月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-20 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。
税込493円/月
無料枠 1か月の無料試用
次世代ウイルス対策と、攻撃を検知して対応する EDR
税込1,153円/月
無料期間 なし・要確認
多要素認証、パスワードレス認証、条件付きアクセス
税込3,627円/月
無料枠 1か月の無料試用
デバイス・メール・ID・データの保護が1つのプランに入る
料金は公式ページで確認
無料枠 14日間のトライアル
Gmail でスパム・フィッシング・マルウェアの99.9%以上をブロック
選び方
結論
1人で使う人
Microsoft Defender for Business ですデバイス数の下限がなく、専属のセキュリティチームがなくても使える設計と案内されています [2]。
2〜10人の会社
Microsoft 365 Business Premium ですデバイス保護、フィッシング対策、多要素認証、データ損失防止が一つのプランにまとまっています [3]。
無料で始めたい人
Google Workspace です14日間のトライアルがあり、2段階認証プロセスは全プランの機能一覧に入っています [4]。
選定基準(選び方の軸3つ)
選び方の3つの軸
- 料金の形: Microsoft の各製品は税抜表示で、ユーザー単位・年払いの料金です [2]。Google Workspace は料金の表示から税込か税抜かが読み取れないため、公式ページでの確認が必要です [4]。
- 守れる範囲: メール、ID(ログイン)、デバイス、データのうち、どこまで1つの契約で守れるかを見ます [1][3]。
- 規模と試用: 対象のユーザー数の上限と、無料で試せる期間を見ます [2][4]。
順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。
比較表
料金の比較グラフ
機能の対応表
| サービス | 料金の掲載 | 無料お試し | 主な連携先 | サポート |
|---|---|---|---|---|
| Google Workspace | 要確認 | あり | 要確認 | あり |
| Microsoft Defender for Business | あり | あり | あり | 要確認 |
| Microsoft Entra ID | あり | 要確認 | あり | 要確認 |
| Microsoft 365 Business Premium | あり | あり | あり | 要確認 |
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-20 時点
| サービス | 税込料金 | 無料枠 | 対象規模 | 主な連携先 | サポート | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Google Workspace | 料金は公式ページで確認してください [4] | 14日間のトライアル [4] | Starter・Standard・Plus は最大300ユーザー、Enterprise は上限なし [4] | 公式ページで確認 | メール・チャット・電話で24時間365日 [1] | Gmail でスパム・フィッシング・マルウェアの99.9%以上をブロック [1] | DLP やコンテキストアウェア アクセスは Enterprise の機能一覧にあり、料金は問い合わせ [4] |
| Microsoft Defender for Business | 単独プラン(ユーザー/月相当・年払い)税抜449円(税込493円)[2] | 1か月の無料試用 [2] | 最大300ユーザー、1人あたり最大5台 [2] | Microsoft 365 Business Premium の一部としても購入可 [2] | 公式ページで確認 | 次世代ウイルス対策と、攻撃を検知して対応する EDR [2] | サーバーは別のアドオンで、300ユーザー超は Defender for Endpoint が推奨 [2] |
| Microsoft Entra ID | P1(ユーザー/月相当・年払い)税抜1,049円(税込1,153円)、P2 税抜1,499円(税込1,648円)[3] | 無料で試すボタンあり(期間は公式ページで確認)[3] | 公式ページで確認 | Microsoft 365 プランの一部としても購入可 [3] | 公式ページで確認 | 多要素認証、パスワードレス認証、条件付きアクセス [3] | ID 保護とリスクベースの条件付きアクセスは上位の P2 の機能 [3] |
| Microsoft 365 Business Premium | Teams 含む(ユーザー/月相当・年払い)税抜3,298円(税込3,627円)[3] | 1か月の無料試用 [5] | 最大300ユーザー [3] | Teams、Outlook、OneDrive などのアプリ [3] | 公式ページで確認 | デバイス・メール・ID・データの保護が1つのプランに入る [3] | 年間サブスクリプションで自動更新、試用の申込にはクレジットカードが必要 [5] |
各サービスの公式情報
Google Workspace
料金は公式ページで確認してください
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-20 時点
- 向いている人
- メールとドキュメントを一つの環境にまとめ、14日間試してから決めたい人 [4]
- 向かない人
- 301人以上で使う組織です。Starter・Standard・Plus は最大300ユーザーまでです [4]
- 長所
- 迷惑メール、フィッシング、マルウェアの99.9%以上をブロックする機能が、全プランの機能一覧に入っています [4]
- 短所
- DLP やコンテキストアウェア アクセスは Enterprise の機能一覧にあり、Enterprise の料金は問い合わせです [4]
- 料金
- 料金は公式ページで確認してください [4]
Google Workspaceの料金はいくら?
料金は公式ページで確認してください [4]。
ログインの保護、アカウント乗っ取りの防止、データ損失防止などの機能が案内されています [1]。2段階認証プロセスと高度な保護機能プログラムは全プランの機能一覧に入っています [4]。
Plus には Vault と高度なエンドポイント管理が入っています [4]。生成 AI の Gemini を使う場合の機密性やプライバシーについても、公式ページで案内されています [1]。
Microsoft Defender for Business
単独プラン 税抜449円(税込493円)/ユーザー月相当・年払い
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-20 時点
- 向いている人
- Windows、macOS、iOS、Android のデバイスをまとめて守りたい、最大300ユーザーまでの会社 [2]
- 向かない人
- 300ユーザーを超える組織です。その場合は Defender for Endpoint が推奨されています [2]
- 長所
- 脆弱性管理、次世代ウイルス対策、自動攻撃の阻止による EDR が単独プランに入っています [2]
- 短所
- サーバーを守るには、別のアドオンが必要です [2]
- 料金
- 単独プラン 税抜449円(税込493円)/ユーザー月相当・年払い [2]
Microsoft Defender for Businessの料金はいくら?
単独プラン 税抜449円(税込493円)/ユーザー月相当・年払い [2]。
ウィザード形式のセットアップと、毎月のセキュリティ概要レポートが用意されています [2]。ユーザー1人あたり最大5台まで対象で、デバイス数の下限はありません [2]。
メールの保護まで1つで済ませたい場合は、Defender for Business を含む Microsoft 365 Business Premium を確認してください [2]。
Microsoft Entra ID
P1 税抜1,049円(税込1,153円)、P2 税抜1,499円(税込1,648円)/ユーザー月相当・年払い
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-20 時点
- 向いている人
- ログイン情報を狙う攻撃への備えとして、多要素認証や条件付きアクセスを確認したい人 [3]
- 向かない人
- デバイスのウイルス対策まで1つで済ませたい人。機能一覧は ID とアクセスの管理が中心です [3]
- 長所
- シングル サインオン、多要素認証、パスワードレス認証、条件付きアクセスが P1 の機能一覧に入っています [3]
- 短所
- リスクベースの条件付きアクセスや Privileged Identity Management は、上位の P2 の機能です [3]
- 料金
- P1 税抜1,049円(税込1,153円)、P2 税抜1,499円(税込1,648円)/ユーザー月相当・年払い [3]
Microsoft Entra IDの料金はいくら?
P1 税抜1,049円(税込1,153円)、P2 税抜1,499円(税込1,648円)/ユーザー月相当・年払い [3]。
単体で買うほか、Microsoft 365 プランの一部としても入手できます [3]。Business Premium には多要素認証が含まれると案内されています [3]。
Microsoft 365 Business Premium
Teams 含む 税抜3,298円(税込3,627円)/ユーザー月相当・年払い
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-20 時点
- 向いている人
- 最大300名までの会社で、業務アプリとセキュリティをまとめて契約したい人 [3]
- 向かない人
- 年間サブスクリプションの自動更新を避けたい人 [5]
- 長所
- ランサムウェア防止、フィッシング対策、Intune、Entra ID、Purview のデータ損失防止が1つのプランに入っています [3]
- 短所
- 無料試用は1か月で、終了後は自動で有料に切り替わります。申込にはクレジットカードが必要です [5]
- 料金
- Teams 含む 税抜3,298円(税込3,627円)/ユーザー月相当・年払い [3]
Microsoft 365 Business Premiumの料金はいくら?
Teams 含む 税抜3,298円(税込3,627円)/ユーザー月相当・年払い [3]。
Teams なしのプランもあり、税抜2,817円(税込3,098円)と案内されています [3]。Copilot 付きのプランは別に用意されているため、AI 機能を使うかどうかも合わせて確認してください [5]。
用語の定義
くわしく読む
情報セキュリティ10大脅威とは?
情報セキュリティ10大脅威とは、前年の事案のうち社会的な影響が大きかったものから IPA が候補を選び、研究者や企業の実務担当者などの選考会が審議・投票して決めたものです [6]。
SECURITY ACTIONとは?
SECURITY ACTIONとは、中小企業が自ら情報セキュリティ対策に取り組むことを自己宣言する制度です [7]。
関係する制度
くわしく読む
IPA は、10大脅威の資料が企業・組織の研修やセキュリティ教育に活用されることを期待しています [6]。今年の一覧と各脅威の内容は、公式ページで最新の情報を確認してください [6]。
中小企業向けには、自己宣言制度の SECURITY ACTION と、サイバーセキュリティお助け隊サービスが案内されています [7]。お助け隊サービスは、サイバー攻撃への対処として最低限必要なサービスを提供するものです [7]。
自社の状況を知る入口としては、25個の診断項目に答える「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」があります [7]。インシデントが起きたときの相談先として、企業組織向けのサイバーセキュリティ相談窓口も用意されています [7]。IPA のサイトには、ランサムウェア対策、不正ログイン対策、ビジネスメール詐欺対策の特設ページもあります [6]。
費用の目安(計算例)
費用の計算例
計算式と前提を見る
- 1人・Microsoft Defender for Business を1年使う場合: 計算式: 税込493円/月 × 12か月 = 税込5,916円(2026-10-20時点の料金から計算)
- 社員5人・Microsoft Entra ID P1 を1年使う場合: 計算式: 税込1,153円/人・月 × 5人 × 12か月 = 税込69,180円(2026-10-20時点の料金から計算)
- 社員5人・Microsoft 365 Business Premium(Teams 含む)を1年使う場合: 計算式: 税込3,627円/人・月 × 5人 × 12か月 = 税込217,620円(2026-10-20時点の料金から計算)
計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。Google Workspace は税込か税抜かが読み取れないため、計算例には入れていません。
よくある質問
Q. 情報セキュリティ10大脅威とは何ですか?
IPA が前年の事案から脅威候補を選び、研究者や企業の実務担当者などの選考会が審議・投票して決めたものです [6]。読者が自社の対策への理解を深め、社内研修などに活用することを想定しています [6]。
Q. 中小企業は何から始めればよいですか?
まず、自社の対策状況を把握するのが近道です。IPA には25個の診断項目に答える自社診断のツールがあります [7]。そのうえで SECURITY ACTION の自己宣言や、お助け隊サービスを確認してください [7]。
Q. Defender for Business と Business Premium は何が違いますか?
Defender for Business はデバイス保護の製品です [2]。Business Premium は、それに加えてフィッシング対策、Intune、Entra ID、Purview のデータ保護も含むプランです [3]。
Q. Google Workspace の2段階認証は、どのプランで使えますか?
プラン比較の機能一覧では、2段階認証プロセスが全プランに入っています [4]。DLP は Enterprise の機能一覧に載っており、Enterprise の料金は問い合わせです [4]。
Q. 従業員が300人を超える場合はどうなりますか?
Defender for Business は最大300ユーザー向けで、300を超える場合は Defender for Endpoint が推奨されています [2]。Google Workspace も、Starter・Standard・Plus は最大300ユーザーまでです [4]。