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生成AIを仕事で使い始める前に、メール・端末・ログイン・ファイルの守りを見直しておくと、AIに渡す情報を管理しやすくなります。この記事では、公式ページの内容をもとに、中小企業が検討しやすい4つのサービスの機能と料金の形を整理しました。合うサービスは、人数と守りたい範囲で変わります。

要点(3行)

  • 1人で使う人なら、Microsoft Defender for Business。端末の保護に絞って始められ、デバイス数の下限がありません [2]
  • 2〜10人の会社なら、Microsoft 365 Business Premium。高度なデバイス管理、フィッシングやサイバー攻撃への脅威対策、情報保護が同じプランにまとまっています [5]
  • 無料で始めたい人なら、Google Workspace。14日間のトライアルがあり、2段階認証プロセスは全プランに入っています [4]

ひと目で比較

月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-17 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。

Google Workspace

料金は公式ページで確認

無料枠 14日間のトライアル

迷惑メールやフィッシングの攻撃を99.9%以上ブロックする保護機能が全プランに入っている

Google Workspaceの料金を公式で見る

選び方

あなたの状況は?1人で使う人Microsoft Defender for Business2〜10人の会社Microsoft 365 Business Premium無料で始めたい人Google Workspace
記事の結論と同じ内容です

結論

選定基準(選び方の軸3つ)

選び方の3つの軸

1料金の形2守る範囲3AI に渡す情報の管理下の比較表で見比べる
記事の選定基準と同じ内容です。出典 [2][4][3][1]
  1. 料金の形: Microsoft の料金は、ユーザー1人あたりの月額を年払いにする形です。年間サブスクリプションは自動更新されます [2]。表示は税抜なので、この記事では税込に直して載せています。Google Workspace は税込か税抜かが読み取れないため、金額を載せません [4]。
  2. 守る範囲: メール、端末、ログイン(ID)、ファイルのどこまでを1つの契約で守れるかを見ます。Defender for Business は端末 [2]、Entra ID はログインとアクセスの管理 [3]、Google Workspace はメールを含む業務ツール全体 [1] が中心です。
  3. AI に渡す情報の管理: 機密情報の持ち出しを防ぐデータ損失防止(DLP)が、どのプランで使えるかを見ます。Google Workspace では Enterprise の機能です [4]。Microsoft では Business Premium の説明に含まれます [2]。

順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。

比較表

機能の対応表

サービス料金の掲載無料お試し主な連携先サポート
Google Workspace要確認ありありあり
Microsoft Defender for Businessありありあり要確認
Microsoft Entra IDあり要確認ありあり
Microsoft 365 Business Premiumありありあり要確認
✓は出典で確認できたもの。出典 [4][1][2][3][5]・料金は 2026-10-17 時点

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-17 時点

比較表(料金は 2026-10-17 時点)
サービス 税込料金 無料枠 対象規模 主な連携先 サポート 強み 弱み
Google Workspace 公式ページで確認 [4] 14日間のトライアル [4] Starter・Standard・Plus は最大300ユーザー [4] Gmail、ドライブ、Meet、Chat、カレンダー [1] メール・チャット・電話で24時間365日 [1] 迷惑メールやフィッシングの攻撃を99.9%以上ブロックする保護機能が全プランに入っている [4] DLP やコンテキストアウェア アクセスは Enterprise の機能で、料金は問い合わせ [4]
Microsoft Defender for Business 税抜449円(税込493円)/ユーザー・月、年払い [2] 1か月の無料試用 [2] 最大300ユーザー、1人あたり最大5台 [2] Windows、macOS、iOS、Android [2] 公式ページで確認 次世代ウイルス対策と、自動で攻撃を止める EDR を備える [2] サーバーは別アドオンが必要で、301人以上は Defender for Endpoint が推奨される [2]
Microsoft Entra ID P1 税抜1,049円(税込1,153円)/ユーザー・月、年払い [3] 無料で試すボタンあり(期間は公式ページで確認)[3] 公式ページで確認 クラウドとオンプレミスのアプリ、数千の SaaS アプリ [3] P2 は購入前の相談窓口あり [3] 多要素認証、シングルサインオン、条件付きアクセス [3] リスクベースの条件付きアクセスと PIM は上位の P2 の機能 [3]
Microsoft 365 Business Premium Teams 含む 税抜3,298円(税込3,627円)/ユーザー・月、年払い [2] 1か月の無料試用 [5] 最大300ユーザー [2] Word、Excel、Outlook、Teams、OneDrive [5] 公式ページで確認 Defender、Entra ID の多要素認証、Intune、Purview のデータ保護が1つのプランに入っている [2] 年間サブスクリプションは自動更新で、キャンセルすると関連データがすべて削除される [2]

各サービスの公式情報

Google Workspace

料金は公式ページで確認してください

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-17 時点

向いている人
メール、ドライブ、会議などの業務ツールと、セキュリティ機能を同じ契約でそろえたい人 [1]
向かない人
Starter で Google ドキュメントなどの Gemini 機能を使いたい人。Starter では対象外です [4]
長所
2段階認証プロセスとグループベースのポリシー管理が、全プランに入っています [4]
短所
DLP、コンテキストアウェア アクセス、Cloud Identity Premium は Enterprise の機能で、問い合わせが必要です [4]
料金
料金は公式ページで確認してください [4]

Google Workspaceの料金はいくら?

料金は公式ページで確認してください [4]。

Android、ChromeOS、iOS、macOS、Windows の端末で企業データを保護できます [1]。エンドポイント管理は、プランが上がるにつれて基本から高度、エンタープライズへと広がります [4]。

生成AIの利用時のデータ管理は、公式のセキュリティページに詳細へのリンクがあります。プロンプトインジェクション対策のブログも用意されています [1]。

Google Workspaceの料金を公式で見る

Microsoft Defender for Business

税抜449円(税込493円)/ユーザー・月、年払い

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-17 時点

向いている人
専属のセキュリティ担当者なしで、端末の保護から始めたい人 [2]
向かない人
ユーザーが300人を超える会社。その規模では Defender for Endpoint が推奨されます [2]
長所
Windows、macOS、iOS、Android を対象に、次世代ウイルス対策と脆弱性の管理を備えます [2]
短所
サーバーの保護は、別の Defender for Business servers アドオンで対応します [2]
料金
税抜449円(税込493円)/ユーザー・月、年払い [2]

Microsoft Defender for Businessの料金はいくら?

税抜449円(税込493円)/ユーザー・月、年払い [2]。

最大300ユーザーまで、1人あたり最大5台を保護できます。デバイス数の最小要件はありません [2]。セットアップはウィザード形式で、毎月のセキュリティ概要レポートも用意されています [2]。

サインアップにはクレジットカードが必要です。1か月の無料試用の終了後は、自動的に有料に切り替わります [2]。

Microsoft Defender for Businessの料金を公式で見る

Microsoft Entra ID

P1 税抜1,049円(税込1,153円)、P2 税抜1,499円(税込1,648円)/ユーザー・月、年払い

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-17 時点

向いている人
社内アプリへのログインを、多要素認証やシングルサインオンでまとめたい人 [3]
向かない人
端末やメールの保護まで、この製品1つで済ませたい人。中心は ID とアクセスの管理です [3]
長所
多要素認証、パスワードレス認証、条件付きアクセス、従業員セルフサービスが P1 に入っています [3]
短所
リスクベースの条件付きアクセスや Privileged Identity Management は、P2 の機能です [3]
料金
P1 税抜1,049円(税込1,153円)、P2 税抜1,499円(税込1,648円)/ユーザー・月、年払い [3]

Microsoft Entra IDの料金はいくら?

P1 税抜1,049円(税込1,153円)、P2 税抜1,499円(税込1,648円)/ユーザー・月、年払い [3]。

Entra ID は単体でも、Microsoft 365 のプランの一部としても購入できます [3]。

Microsoft Entra IDの料金を公式で見る

Microsoft 365 Business Premium

Teams 含む 税抜3,298円(税込3,627円)、Teams なし 税抜2,817円(税込3,098円)/ユーザー・月、年払い

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-17 時点

向いている人
業務アプリと、端末・メール・ID・データの保護をまとめて契約したい人 [2]
向かない人
ユーザーが300人を超える会社。このプランは最大300ユーザー向けです [2]
長所
Defender for Business、Defender for Office 365、Intune プラン1、Entra ID の多要素認証、Purview のデータ損失防止が含まれます [2]
短所
有料開始から7日間のキャンセル期間中に解約すると、料金は按分計算で払い戻されます。解約すると関連データがすべて削除されます [2]
料金
Teams 含む 税抜3,298円(税込3,627円)、Teams なし 税抜2,817円(税込3,098円)/ユーザー・月、年払い [2]

Microsoft 365 Business Premiumの料金はいくら?

Teams 含む 税抜3,298円(税込3,627円)、Teams なし 税抜2,817円(税込3,098円)/ユーザー・月、年払い [2]。

データ保護の機能には、ファイルごとの機密度ラベルがあります [2]。

Microsoft 365 Business Premiumの料金を公式で見る

用語の定義

くわしく読む

SECURITY ACTIONとは?

SECURITY ACTIONとは、中小企業が自ら情報セキュリティ対策に取り組むことを自己宣言する制度です [6]

情報セキュリティ10大脅威とは?

情報セキュリティ10大脅威とは、前年に社会的な影響が大きかった事案からIPAが候補を選び、選考会が審議と投票で決めた脅威の一覧です [7]

サイバーセキュリティお助け隊サービスとは?

サイバーセキュリティお助け隊サービスとは、サイバー攻撃への対処に最低限必要なサービスをそろえた、中小企業向けのセキュリティサービスです [6]

関係する制度

くわしく読む

中小企業の情報セキュリティについては、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が対策の入口を公開しています。自社の状況を知るためのツールとして、25個の診断項目に答える「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」があります [6]。

SECURITY ACTION は、対策への取り組みを自己宣言する制度です。サイバーセキュリティお助け隊サービスの制度も、同じ IPA のページから案内されています [6]。

経営者向けには、サイバーセキュリティ経営ガイドライン Ver3.0 の重要10項目の実施状況を、5段階の成熟モデルで可視化するツールがあります [6]。従業員向けには、1テーマ5分で学べる学習ツールや、映像教材も公開されています [6]。

脅威の動向は、毎年更新される「情報セキュリティ10大脅威」で確認できます [7]。IPA のサイトには AI セキュリティの項目もあります。最新の内容は IPA の公式ページで確認してください [6]。

費用の目安(計算例)

費用の計算例

1人・Defender for Business を1年使う場合税込5,916円社員5人・Defender for Business を1年使う場合税込29,580円社員5人・Microsoft 365 Business Premium(Teams 含む)を1年使う場合税込217,620円社員10人・Entra ID P1 を1年使う場合税込138,360円
出典 なし・計算式は下の一覧。料金は 2026-10-17 時点
計算式と前提を見る
  • 1人・Defender for Business を1年使う場合: 計算式: 税込493円/月 × 12か月 = 税込5,916円(2026-10-17時点の料金から計算)
  • 社員5人・Defender for Business を1年使う場合: 計算式: 税込493円/人・月 × 5人 × 12か月 = 税込29,580円(2026-10-17時点の料金から計算)
  • 社員5人・Microsoft 365 Business Premium(Teams 含む)を1年使う場合: 計算式: 税込3,627円/人・月 × 5人 × 12か月 = 税込217,620円(2026-10-17時点の料金から計算)
  • 社員10人・Entra ID P1 を1年使う場合: 計算式: 税込1,153円/人・月 × 10人 × 12か月 = 税込138,360円(2026-10-17時点の料金から計算)

計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。Google Workspace は金額が読み取れないため、計算例に入れていません。

よくある質問

Q. 生成AIを使う前に、まず何を確認すればよいですか?

まず自社の対策状況を知るところから始められます。IPA の「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」は、25個の診断項目に答える形式です [6]。そのうえで、この記事の3つの軸(料金の形・守る範囲・AI に渡す情報の管理)で、足りない部分を補うサービスを選ぶ流れが考えやすいです。

Q. 無料で試せますか?

Google Workspace は14日間のトライアルがあります [4]。Microsoft の Defender for Business と Microsoft 365 は、1か月の無料試用があります [2][5]。Microsoft では、試用の終了後に自動で有料サブスクリプションへ切り替わり、サインアップにはクレジットカードが必要です [2]。

Q. 従業員が300人を超える場合はどうなりますか?

Defender for Business は最大300人の企業向けです。ユーザーが300人を超える場合は、Defender for Endpoint が推奨されると案内されています [2]。Google Workspace の Starter・Standard・Plus も最大300ユーザーまでで、Enterprise にはユーザー数の上限がありません [4]。

Q. セキュリティの相談先はありますか?

IPA が企業組織向けに、サイバーセキュリティの相談窓口を設けています。インシデントが起きたときなどに使えます [6]。製品ごとの購入前相談は、各社の公式ページで確認してください [3]。

Q. Google Workspace の料金はいくらですか?

公式の料金ページにはプランごとの月額が載っていますが、税込か税抜かが読み取れません [4]。この記事では金額を載せていません。料金は公式ページで確認してください。