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生成AIを社内で使い始めると、「だれが、いつ、どう使ったか」を管理者が見られるかが気になってきます。この記事では、Microsoft 365 Business、Google Workspace、Claude の3つについて、公式ページから読み取れる管理・記録まわりの機能を整理しました。公式情報に書かれていないことは書かず、「公式ページで確認」としています。
要点(3行)
- Microsoft 365 を中心に使っている会社なら、Microsoft 365 Business。アプリ、サービス、データ、デバイス、ユーザーを Microsoft 365 管理センターでまとめて管理できます [1]。ただし、利用ログの閲覧範囲は公式ページの本文からは読み取れないため、契約前に確認が必要です。
- Google Workspace を中心に使っている会社なら、Google Workspace。Plus 以上のプランに Vault があり、データの保持・アーカイブ・検索ができます [4]。記録を残して検索したい会社は、このプランから確認するとよいでしょう。
- AI チャットの監査ログを確認したい会社なら、Claude。料金ページの比較表では、Free・Pro・Max に監査ログと使用状況の分析がなく、Enterprise plan の説明に監査ログが含まれています [5]。監査ログを必要とする会社は、Enterprise plan の内容を確認してください。
ひと目で比較
月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-19 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。
税込1,153円/月
無料枠 1か月間の無料試用
管理センターでアプリ・データ・デバイス・ユーザーを管理
料金は公式ページで確認
無料枠 14日間の試用
Plus 以上で Vault によるデータの保持・アーカイブ・検索
料金は公式ページで確認
無料枠 Free プランあり
Enterprise plan に監査ログ・SCIM・カスタムデータ保持・ロールベースのアクセス制御
選び方
結論
Microsoft 365 を中心に使っている会社
Microsoft 365 Businessアプリ、サービス、データ、デバイス、ユーザーを Microsoft 365 管理センターでまとめて管理できます [1]。ただし、利用ログの閲覧範囲は公式ページの本文からは読み取れないため、契約前に確認が必要です。
Google Workspace を中心に使っている会社
Google WorkspacePlus 以上のプランに Vault があり、データの保持・アーカイブ・検索ができます [4]。記録を残して検索したい会社は、このプランから確認するとよいでしょう。
AI チャットの監査ログを確認したい会社
Claude料金ページの比較表では、Free・Pro・Max に監査ログと使用状況の分析がなく、Enterprise plan の説明に監査ログが含まれています [5]。監査ログを必要とする会社は、Enterprise plan の内容を確認してください。
選定基準(選び方の軸3つ)
選び方の3つの軸
- 料金の形: 税込か税抜か、年払いか、プロモーション価格かで比べにくくなります。Microsoft は税抜で年払い相当の表示です [1]。Google の料金表にはプロモーション価格が含まれ、税の扱いは本文から読み取れません [4]。Claude の料金は米ドルで表示されています [5]。
- 管理者が見られる記録の範囲: 監査ログ、データの保持・検索、利用状況の分析が、どのプランで使えるかを見ます。出典に書かれている機能だけを取り上げます。
- プランの条件: 記録に関する機能が上位プランに限られていないかを見ます。無料や下位のプランでは使えないことがあります。
順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。
比較表
料金の比較グラフ
機能の対応表
| サービス | 料金の掲載 | 無料お試し | 主な連携先 | サポート |
|---|---|---|---|---|
| Microsoft 365 Business | あり | あり | あり | 要確認 |
| Google Workspace | 要確認 | あり | あり | あり |
| Claude | 要確認 | あり | あり | 要確認 |
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-19 時点
| サービス | 税込料金 | 無料枠 | 対象規模 | 主な連携先 | サポート | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Microsoft 365 Business | Business Basic 税抜1,049円/月(税込1,153円)[1]。Business Standard と Copilot Business 税抜3,523円/月(税込3,875円)[1] | 1か月間の無料試用 [1] | 最大300ユーザーのID管理(Basic・Standard)[1] | Teams、Outlook、Word、Excel [1] | 公式ページで確認 | 管理センターでアプリ・データ・デバイス・ユーザーを管理 [1] | 利用ログの閲覧範囲は公式ページで確認。解約すると関連データがすべて削除される [1] |
| Google Workspace | 公式ページで確認 | 14日間の試用 [4] | Starter・Standard・Plus は最大300ユーザー [4] | Gmail、Meet、Chat、ドライブ [4] | メール・チャット・電話で24時間365日 [2] | Plus 以上で Vault によるデータの保持・アーカイブ・検索 [4] | Vault は Plus 以上のプランの機能 [4] |
| Claude | 無料(Free)[5]。有料プランは公式ページで確認 | Free プランあり [5] | 個人向けと Team・Enterprise の区分 [5] | Slack、Gmail、Google カレンダー [3] | 公式ページで確認 | Enterprise plan に監査ログ・SCIM・カスタムデータ保持・ロールベースのアクセス制御 [5] | Free・Pro・Max には監査ログと使用状況の分析がない [5] |
各サービスの公式情報
Microsoft 365 Business
Business Basic 税抜1,049円/月(税込1,153円)。Business Standard と Copilot Business 税抜3,523円/月(税込3,875円)。Business Premium と Copilot Business 税抜4,797円/月(税込5,276円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-19 時点
- 向いている人
- メール、Teams、Office アプリを Microsoft 製品で統一している会社 [1]
- 向かない人
- ユーザー数が300を超える会社。Business の各プランは最大300ユーザーが対象です [1]
- 長所
- Microsoft 365 管理センターで、アプリ、サービス、データ、デバイス、ユーザーを管理できる [1]
- 短所
- 解約すると関連データがすべて削除される [1]
- 料金
- Business Basic 税抜1,049円/月(税込1,153円)[1]。Business Standard と Copilot Business 税抜3,523円/月(税込3,875円)[1]。Business Premium と Copilot Business 税抜4,797円/月(税込5,276円)[1]
Microsoft 365 Businessの料金はいくら?
Business Basic 税抜1,049円/月(税込1,153円)[1]。Business Standard と Copilot Business 税抜3,523円/月(税込3,875円)[1]。Business Premium と Copilot Business 税抜4,797円/月(税込5,276円)[1]。
3つのプランは、1ユーザーあたりの月額相当を年払いで示した表示です [1]。Business Premium には、高度なデバイス管理、脅威対策、情報保護が含まれます [1]。AI の操作記録をどこまで見られるかは、公式ページで最新の情報を確認してください。
Google Workspace
料金は公式ページで確認してください
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-19 時点
- 向いている人
- Gmail やドライブを使っていて、データの保持・検索まで考えたい会社 [4]
- 向かない人
- Starter で Google ドキュメントやスプレッドシート内の Gemini を使いたい人。これらは Starter ではサポートされていません [4]
- 長所
- 全プランでグループベースのポリシー管理を使え、Plus 以上では Vault でデータを保持・検索できる [4]
- 短所
- 料金は税の扱いが本文から読み取れず、プロモーション価格も含まれる [4]
- 料金
- 料金は公式ページで確認してください
Google Workspaceの料金はいくら?
料金は公式ページで確認してください [4]。
Plus には、セキュア LDAP や高度なエンドポイント管理もあります [4]。上位の Enterprise では、DLP やコンテキストアウェア アクセスなどが追加されます [4]。Gemini 利用時のやり取りが Vault の対象になるかは出典から読み取れないため、公式ページで最新の情報を確認してください。
Claude
Free は無料です。有料プランは公式ページで確認してください
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-19 時点
- 向いている人
- AI チャットの監査ログやアクセス制御を管理者側で確認したい会社 [5]
- 向かない人
- Free・Pro・Max で監査ログや使用状況の分析を求める人。比較表ではいずれも「いいえ」です [5]
- 長所
- Enterprise plan に SCIM、監査ログ、カスタムデータ保持、ロールベースのアクセス制御が含まれる [5]
- 短所
- 料金は米ドルで表示されています [5]
- 料金
- Free は無料です [5]。有料プランは公式ページで確認してください
Claudeの料金はいくら?
Free は無料です [5]。有料プランは公式ページで確認してください。
Team と Enterprise の管理ツールでは、管理者がアクセスや利用上限、部署ごとのツール権限を制御できます [3]。アクティビティを OpenTelemetry で SIEM へ流せる点も紹介されています [3]。Team plan に監査ログが含まれるかは出典の表から読み取れないため、公式ページで最新の情報を確認してください。
用語の定義
くわしく読む
SECURITY ACTIONとは?
SECURITY ACTIONとは、中小企業が自社の情報セキュリティ対策への取り組みを、自分で宣言する IPA の制度です [6]。
AIセーフティ・インスティテュートとは?
AIセーフティ・インスティテュートとは、安全で信頼できる AI の実現に向けて、AI の安全性を確かめる方法や基準の検討と推進を担う機関です [7]。
関係する制度
くわしく読む
IPA は、中小企業向けの情報セキュリティ対策として、SECURITY ACTION の制度を案内しています [6]。自社の対策状況を把握するツールとして、25個の診断項目に答える「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」があります [6]。
中小企業向けのガイドとして、「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」と「組織における内部不正防止ガイドライン」も一覧に載っています [6]。後者の中身は出典から読み取れないため、記録の取り方に関わる内容かどうかは IPA の公式ページで確認してください。
AI については、AIセーフティ・インスティテュートの事務局が2024年2月14日に IPA 内に設置されました [7]。IPA の AI の推進ページには、AI 利用者向けのセキュリティ豆知識も案内されています [7]。法令で求められる記録の保存期間や範囲は、出典に書かれていません。
費用の目安(計算例)
費用の計算例
計算式と前提を見る
- 1人・Microsoft 365 Business Basic を1年使う場合: 計算式: 税込1,153円/月 × 12か月 = 税込13,836円(2026-10-19時点の料金から計算)
- 社員5人・Business Standard と Copilot Business を1年使う場合: 計算式: 税込3,875円/人・月 × 5人 × 12か月 = 税込232,500円(2026-10-19時点の料金から計算)
計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。Google Workspace と Claude の有料プランは、円の金額が出典から確定できないため、計算例に使っていません。
よくある質問
Q. 無料のプランでも、管理者は AI の利用記録を見られますか?
Claude の Free には、監査ログと使用状況の分析が含まれません [5]。Microsoft 365 と Google Workspace の無料プランについては、出典に記載がありません。公式ページで最新の情報を確認してください。
Q. 記録を検索できる機能は、どのプランからですか?
Google Workspace では、Plus 以上のプランに Vault があり、データの保持、アーカイブ、検索ができます [4]。Microsoft 365 と Claude については、同様の機能が出典から読み取れないため、公式ページで確認してください。
Q. Claude の Team plan で監査ログは使えますか?
料金ページの比較表は Free・Pro・Max を対象にしており、Team の欄はありません [5]。Team と Enterprise の管理ツールの説明はあります [3]。監査ログの有無は、公式ページで最新の情報を確認してください。
Q. まず何から取りかかればよいですか?
IPA の自社診断を使うと、自社のセキュリティ対策の状況を25個の項目で把握できます [6]。そのうえで、確認したい記録の範囲を決め、各社の公式ページで該当するプランを確かめると進めやすくなります。