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情シス担当がいない会社では、生成AIを入れたあとのアカウント管理や利用ルールの確認を、経営者や総務の兼任者が受け持つことになります。この記事では、Google Workspace・Microsoft 365 Business・Claude の3つについて、管理画面まわりでできることを公式情報から整理しました。自社の人数と、管理に割ける時間に合わせて、確認する順番を決める材料にしてください。
要点(3行)
- 1人で使う人なら、Microsoft 365 Business。Basic プランでも、最大300ユーザー向けの ID・アクセス管理と、安全な AI チャットが含まれます [5]
- 2〜10人の会社なら、Google Workspace。2段階認証とグループ単位のポリシー管理が全プランの機能表に入っており、Starter、Standard、Plus は最大300人まで購入できます [4]
- 無料で始めたい人なら、Claude。Free プランは無料で、Web・デスクトップ・モバイルで使えます [6]。管理者向けの機能は Team と Enterprise 側にあります [3]
ひと目で比較
月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-20 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。
税込1,153円/月〜
無料枠 1か月間の無料試用
管理センターでユーザーやデバイスを管理、Premium は高度なデバイス管理と脅威対策
料金は公式ページで確認
無料枠 14日間の試用
管理コンソールで IT 管理、全プランで2段階認証とグループ単位のポリシー管理
料金は公式ページで確認
無料枠 Free プランは無料
Team と Enterprise で、管理者がチーム別のアクセス、利用上限、部署別のツール権限を設定
選び方
結論
1人で使う人
Microsoft 365 BusinessBasic プランでも、最大300ユーザー向けの ID・アクセス管理と、安全な AI チャットが含まれます [5]
2〜10人の会社
Google Workspace2段階認証とグループ単位のポリシー管理が全プランの機能表に入っており、Starter、Standard、Plus は最大300人まで購入できます [4]
無料で始めたい人
ClaudeFree プランは無料で、Web・デスクトップ・モバイルで使えます [6]。管理者向けの機能は Team と Enterprise 側にあります [3]
選定基準(選び方の軸3つ)
選び方の3つの軸
- 料金の形: 3社とも、基本はユーザー単位の課金です。Microsoft の表示は税抜です。この記事では税込に直して載せています [5]。Google は表示から税込か税抜かが読み取れず、Claude は米ドル表示のため、どちらも公式ページでの確認が必要です [4][6]。
- 管理画面でできること: ユーザーの追加、アクセス権、端末、利用状況を、兼任の担当者が一か所で扱えるかを見ます。Google は管理コンソール、Microsoft は管理センターが入口です [1][5]。Claude は Team と Enterprise で管理者が設定します [3]。
- AI を安全に使わせる仕組み: 機密データの扱いと、プラン間の機能差を見ます。Google の Enterprise には DLP があり、Microsoft の Premium には Purview によるデータ保護があります [4][2]。Claude は個人向けプランと法人向けプランで管理機能が分かれています [6]。
順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。
比較表
料金の比較グラフ
機能の対応表
| サービス | 料金の掲載 | 無料お試し | 主な連携先 | サポート |
|---|---|---|---|---|
| Google Workspace | 要確認 | あり | あり | あり |
| Microsoft 365 Business | あり | あり | あり | 要確認 |
| Claude | 要確認 | あり | あり | 要確認 |
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-20 時点
| サービス | 税込料金 | 無料枠 | 対象規模 | 主な連携先 | サポート | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Google Workspace | Starter/Standard/Plus は公式ページで確認、Enterprise は営業担当者に問い合わせ [4] | 14日間の試用 [4] | Starter〜Plus は最大300人 [4] | Gmail、ドライブ、Meet、Chat、カレンダー [1] | メール・チャット・電話で24時間365日 [1] | 管理コンソールで IT 管理、全プランで2段階認証とグループ単位のポリシー管理 [1][4] | Starter では Docs などの Gemini が対象外、DLP は Enterprise のみ [4] |
| Microsoft 365 Business | Basic 税抜1,049円/月(税込1,153円)[5]、Standard と Copilot Business 税抜3,523円/月(税込3,875円)[5] | 1か月間の無料試用 [5] | 最大300ユーザー [5] | Teams、Outlook、Forms、Planner [5] | 公式ページで確認 | 管理センターでユーザーやデバイスを管理、Premium は高度なデバイス管理と脅威対策 [5] | 年間サブスクリプションで自動更新、一部の高度な AI 機能は使用量課金 [5] |
| Claude | 公式ページで確認(Free は無料)[6] | Free プランは無料 [6] | 個人・Team・Enterprise のプラン [6] | Slack、Google カレンダー、Gmail、Microsoft 365 [3] | 公式ページで確認 | Team と Enterprise で、管理者がチーム別のアクセス、利用上限、部署別のツール権限を設定 [3] | Free・Pro・Max には SSO・監査ログ・一元的な請求と管理がない [6] |
各サービスの公式情報
Google Workspace
料金は公式ページで確認してください
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-20 時点
- 向いている人
- メール・ドライブ・会議と AI を、同じ契約でそろえたい少人数の会社 [1][4]
- 向かない人
- Starter のまま、ドキュメントやスプレッドシート、Meet の中で Gemini を使いたい人。これらは Standard 以上の機能です [4]
- 長所
- 2段階認証とグループベースのポリシー管理が、全プランの機能表に入っています [4]
- 短所
- DLP やコンテキストアウェア アクセスは Enterprise の機能で、価格は営業担当者への問い合わせです [4]
- 料金
- 料金は公式ページで確認してください [4]
Google Workspaceの料金はいくら?
料金は公式ページで確認してください [4]。
Plus プランには、セキュア LDAP や高度なエンドポイント管理が加わります [4]。Enterprise の DLP は、機密データを特定・分類・保護する機能です [1][4]。
導入前に14日間の試用ができ、困ったときはメール・チャット・電話で24時間365日相談できます [4][1]。サポートの範囲は、プランごとに公式ページで最新の情報を確認してください。
Microsoft 365 Business
Business Basic 税抜1,049円/月(税込1,153円)/Business Standard と Copilot Business 税抜3,523円/月(税込3,875円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-20 時点
- 向いている人
- Teams や Outlook をすでに使っていて、ID 管理も同じ会社の製品にそろえたい人 [5]
- 向かない人
- 契約期間の縛りを避けたい人。年間サブスクリプションで自動更新の表示があります [5]
- 長所
- Basic でも ID・アクセス管理が付き、Premium ではポリシーベースの管理と高度なデバイス管理が加わります [5]
- 短所
- 一部の高度な AI 機能は、使用量に応じて課金されます [5]
- 料金
- Business Basic 税抜1,049円/月(税込1,153円)[5]/Business Standard と Copilot Business 税抜3,523円/月(税込3,875円)[5]
Microsoft 365 Businessの料金はいくら?
Business Basic 税抜1,049円/月(税込1,153円)[5]/Business Standard と Copilot Business 税抜3,523円/月(税込3,875円)[5]。
アプリやユーザー、デバイスの管理は Microsoft 管理センターで行います [5]。ID 管理だけを別に使いたい場合は、Entra ID の P1 と P2 を単体で購入する選択肢もあります [2]。P1 には多要素認証、条件付きアクセス、イベントログとレポートが含まれます [2]。
1か月の無料試用が終わると、自動的に有料へ切り替わります。申込時にクレジットカードが必要です [5]。
Claude
料金は公式ページで確認してください。Free は無料です
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-20 時点
- 向いている人
- まず無料で生成 AI を試し、管理機能が必要になった段階で Team か Enterprise を検討したい人 [6]
- 向かない人
- 個人向けプランのまま、複数人の管理をしたい人。SSO、監査ログ、一元的な請求と管理は Free、Pro、Max では「いいえ」です [6]
- 長所
- Team と Enterprise では、管理者がチーム別にアクセスを設定し、利用上限を管理できます。アクティビティは SIEM へ送れます [3]
- 短所
- 全プランに使用量の制限があり、5時間のセッション単位でリセットされます。有料プランには週次の制限も加わります [6]
- 料金
- 料金は公式ページで確認してください。Free は無料です [6]
Claudeの料金はいくら?
料金は公式ページで確認してください。Free は無料です [6]。
Enterprise には、SCIM、監査ログ、カスタムデータ保持、ロールベースのアクセス制御が含まれます [6]。Enterprise は年払いで、席ごとの料金に使用量分が加わる仕組みです [6]。Team の料金と範囲は、公式ページで最新の情報を確認してください。
個人向けの Free、Pro、Max では、モデルのトレーニングについて「オプトアウト」と表示されています [6]。
用語の定義
くわしく読む
SECURITY ACTIONとは?
SECURITY ACTIONとは、中小企業が自ら情報セキュリティ対策に取り組むことを自己宣言する制度です [7]
サイバーセキュリティお助け隊サービスとは?
サイバーセキュリティお助け隊サービスとは、サイバー攻撃への対処として最低限必要なサービスを、中小企業向けに安価に提供するサービスです [7]
関係する制度
くわしく読む
IPA は中小企業向けに、自己宣言制度の SECURITY ACTION を案内しています [7]。サイバー攻撃への対処に必要な最低限のサービスをまとめた「サイバーセキュリティお助け隊サービス」も、同じページで紹介されています [7]。
自社の状況を知る入口として、25個の診断項目に答える「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」があります [7]。インシデントが起きたときは、企業組織向けのサイバーセキュリティ相談窓口を使えます [7]。
AI の安全性については、AIセーフティ・インスティテュート(AISI)が、安全・安心で信頼できる AI の実現に向けて基準や手法を検討しています。事務局は2024年2月14日に IPA 内に置かれました [8]。IPA の AI のページには、AI 利用者のためのセキュリティ豆知識の項目もあります [8]。
費用の目安(計算例)
費用の計算例
計算式と前提を見る
- 1人・Microsoft 365 Business Basic を1年使う場合: 計算式: 税込1,153円/月 × 12か月 = 税込13,836円(2026-10-20時点の料金から計算)
- 社員10人・Microsoft 365 Business Basic を1年使う場合: 計算式: 税込1,153円/人・月 × 10人 × 12か月 = 税込138,360円(2026-10-20時点の料金から計算)
- 社員5人・Business Standard と Copilot Business を1年使う場合: 計算式: 税込3,875円/人・月 × 5人 × 12か月 = 税込232,500円(2026-10-20時点の料金から計算)
計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。Google Workspace は税込か税抜かが読み取れず、Claude は米ドル表示のため、計算例には使っていません。
よくある質問
Q. 情シス担当がいなくても、生成 AI の管理画面は使えますか?
3社とも管理用の入口があります。Google は管理コンソール、Microsoft は管理センターです [1][5]。Claude は Team と Enterprise で、管理者がアクセスや利用上限を設定します [3]。操作の細かい手順は、公式ページで最新の情報を確認してください。
Q. 無料で試せるのはどれですか?
Google Workspace は14日間、Microsoft 365 Business は1か月間の試用があります [4][5]。Microsoft は試用後に自動で有料へ切り替わります [5]。Claude の Free プランは無料で使えますが、管理機能は含まれません [6]。
Q. Claude の個人向けプランで、複数人の利用を管理できますか?
Free、Pro、Max には、SSO、一元的な請求と管理、監査ログがありません [6]。複数人で管理したい場合は、Team か Enterprise の内容を公式ページで確認してください [3]。
Q. 料金表を見るときの注意点はありますか?
Microsoft の価格表示は消費税を含まない税抜です [5]。Google は表示から税込か税抜かが読み取れません [4]。Claude は米ドルで表示されています [6]。契約前に、公式ページで金額と税の扱いを確認してください。
Q. 社内に詳しい人がいないとき、公的な相談先はありますか?
IPA が企業組織向けに、セキュリティの総合的な相談窓口を設けています [7]。インシデントが起きたときの相談にも使えます [7]。