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シャドーAI対策(社員が会社に知らせないまま生成AIを使うことへの備え)で、まず何を確認すればよいかを整理しました。生成AIの無断利用を従業員に任せきりにせず、利用制限の入口になる管理機能を、公式ページの情報だけで比べています。生成AIそのものを止める機能かどうかは、各社の公式ページに書かれている範囲しか言えません。分からない点は、その旨を書いています。
要点(3行)
- 端末の保護から始めたい人なら、Microsoft Defender for Business。端末のウイルス対策と脅威の検出・対応を担い、最大300ユーザーまで対応します [1]
- ID とアクセスの制御を固めたい会社なら、Microsoft Entra ID P1。シングルサインオンや条件付きアクセスなど、サインインの入口を管理する製品です [3]
- 端末・メール・データをまとめて管理したい会社なら、Microsoft 365 Business Premium。端末保護、フィッシング対策、多要素認証、データ損失防止の機能をひとつのプランにまとめています [3]
ひと目で比較
月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-25 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。
料金は公式ページで確認
無料枠 1か月の無料試用
端末の脆弱性管理と、攻撃の検出・自動対応
料金は公式ページで確認
無料期間 なし・要確認
多要素認証や条件付きアクセスで、サインインを管理できる
料金は公式ページで確認
無料枠 1か月の無料試用
端末保護・メールの脅威対策・データ損失防止を1プランに含む
料金は公式ページで確認
無料期間 なし・要確認
Shadow IT Discovery 機能を含む
料金は公式ページで確認
無料枠 14日間のお試し
Business Plus は高度なエンドポイント管理を含む
選び方
結論
端末の保護から始めたい人
Microsoft Defender for Business端末のウイルス対策と脅威の検出・対応を担い、最大300ユーザーまで対応します [1]
ID とアクセスの制御を固めたい会社
Microsoft Entra ID P1シングルサインオンや条件付きアクセスなど、サインインの入口を管理する製品です [3]
端末・メール・データをまとめて管理したい会社
Microsoft 365 Business Premium端末保護、フィッシング対策、多要素認証、データ損失防止の機能をひとつのプランにまとめています [3]
選定基準(選び方の軸3つ)
選び方の3つの軸
- 料金の形: Microsoft の各製品は、ユーザー1人あたりの月額相当で、年払い・自動更新の年間サブスクリプションです [1]。表示は税抜です。この記事では税込に直して載せています。
- 何を管理できるか: Defender for Business は端末の保護、Entra ID は ID とアクセスの管理が中心です [1][3]。Business Premium はこれらに加えてデータ保護の機能も含みます [3]。
- シャドーAIに結びつく記載の有無: 生成AIサイトの利用を検知・遮断するという記載は、渡された公式情報の範囲では見当たりません。Microsoft 365 E3 にはシャドーIT の把握機能が載っています [3]。
順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。
比較表
機能の対応表
| サービス | 料金の掲載 | 無料お試し | 主な連携先 | サポート |
|---|---|---|---|---|
| Microsoft Defender for Business | あり | あり | あり | 要確認 |
| Microsoft Entra ID P1 | あり | 要確認 | 要確認 | 要確認 |
| Microsoft 365 Business Premium | あり | あり | あり | 要確認 |
| Microsoft 365 E3 | あり | 要確認 | あり | 要確認 |
| Google Workspace | 要確認 | あり | あり | あり |
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-25 時点
| サービス | 税込料金 | 無料枠 | 対象規模 | 主な連携先 | サポート | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Microsoft Defender for Business | 税抜449円/ユーザー・月(税込493円)[1] | 1か月の無料試用 [1] | 最大300ユーザー [1] | Windows、macOSなどの端末 [1] | 公式ページで確認 | 端末の脆弱性管理と、攻撃の検出・自動対応 [1] | 機能一覧は端末保護が中心で、生成AIの利用制限に当たる機能は載っていない [1] |
| Microsoft Entra ID P1 | 税抜1,049円/ユーザー・月(税込1,153円)[3] | 公式ページで確認 | 公式ページで確認 | 公式ページで確認 | 公式ページで確認 | 多要素認証や条件付きアクセスで、サインインを管理できる [3] | ID・アクセス管理が中心で、生成AIサイトの検知機能は載っていない [3] |
| Microsoft 365 Business Premium | Teams含む 税抜3,298円/ユーザー・月(税込3,627円)[3] | 1か月の無料試用 [4] | 最大300名 [3] | Intune、Entra ID、Purviewなど [3] | 公式ページで確認 | 端末保護・メールの脅威対策・データ損失防止を1プランに含む [3] | 試用後は自動で有料に切り替わり、登録にクレジットカードが必要 [4] |
| Microsoft 365 E3 | Teams含む 税抜5,847円/ユーザー・月(税込6,431円)[3] | 公式ページで確認 | 公式ページで確認 | Defender、Entra、Purviewなど [3] | 公式ページで確認 | Shadow IT Discovery 機能を含む [3] | 価格は契約内容で異なる場合があり、見積もりは営業担当者への問い合わせ [3] |
| Google Workspace | 料金は公式ページで確認 | 14日間のお試し [5] | Business Plus までは最大300ユーザー [5] | ChromeOS、macOSなどの端末 [2] | メール・チャット・電話で24時間365日 [2] | Business Plus は高度なエンドポイント管理を含む [5] | データ損失防止(DLP)は Enterprise の機能一覧に載り、Plus には載っていない [5] |
各サービスの公式情報
Microsoft Defender for Business
税抜449円/ユーザー・月(税込493円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-25 時点
- 向いている人
- 専属のセキュリティ担当がいない小さな会社で、端末の保護から整えたい人 [1]
- 向かない人
- 生成AIサイトの閲覧や入力内容を制限したい人。そうした機能は一覧に載っていません [1]
- 長所
- Windows、macOS など複数の種類の端末を対象にし、最小デバイス数の要件もありません [1]
- 短所
- 年間サブスクリプションで自動更新されます [1]
- 料金
- 税抜449円/ユーザー・月(税込493円)[1]
Microsoft Defender for Businessの料金はいくら?
税抜449円/ユーザー・月(税込493円)[1]。
端末側の脅威を見つけて自動で対応する製品です。リモートで働く社員の端末も含めて、ひとつの画面で管理できます [1]。生成AIの利用制限に当たる機能は一覧に載っていないため、社内ルールとの併用を前提に考えてください。
Microsoft Entra ID P1
税抜1,049円/ユーザー・月(税込1,153円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-25 時点
- 向いている人
- 業務アプリへのサインインを一元管理し、アクセス条件を決めたい人 [3]
- 向かない人
- 端末の保護まで一つで済ませたい人。端末保護は別の製品の領域です [1]
- 長所
- 多要素認証、パスワードレス認証、条件付きアクセスが機能に含まれます [3]
- 短所
- 年間サブスクリプションで自動更新されます [3]
- 料金
- 税抜1,049円/ユーザー・月(税込1,153円)[3]
Microsoft Entra ID P1の料金はいくら?
税抜1,049円/ユーザー・月(税込1,153円)[3]。
適応型ポリシーでアクセス制御を適用する製品です [3]。個人アカウントで使う生成AIサービスをどう扱えるかは、公式ページで最新の情報を確認してください。
Microsoft 365 Business Premium
Teams含む 税抜3,298円/ユーザー・月(税込3,627円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-25 時点
- 向いている人
- 端末、メール、データ保護をまとめて整えたい、300名までの会社 [3]
- 向かない人
- 試用後に自動で有料へ切り替わることを避けたい人 [4]
- 長所
- Defender for Business、Intune プラン1、Entra ID などの機能を含みます [3]
- 短所
- 有料開始から7日間を過ぎると、日割りの払い戻しの対象外になります [4]
- 料金
- Teams含む 税抜3,298円/ユーザー・月(税込3,627円)[3]
Microsoft 365 Business Premiumの料金はいくら?
Teams含む 税抜3,298円/ユーザー・月(税込3,627円)[3]。
データ損失防止の機能と、各ファイルへの機密度ラベルを含みます [3]。生成AIへの貼り付けをどこまで抑えられるかは出典から読み取れないため、公式ページで最新の情報を確認してください。
Microsoft 365 E3
Teams含む 税抜5,847円/ユーザー・月(税込6,431円)
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-25 時点
- 向いている人
- シャドーIT の把握機能を含むプランを検討したい人 [3]
- 向かない人
- 料金を見積もりなしで決めたい人。価格は契約内容で変わる場合があります [3]
- 長所
- ウイルス対策、ID管理、データ保護などの機能をまとめて含みます [3]
- 短所
- 購入はボタンではなく、営業担当者への問い合わせが入口です [3]
- 料金
- Teams含む 税抜5,847円/ユーザー・月(税込6,431円)[3]
Microsoft 365 E3の料金はいくら?
Teams含む 税抜5,847円/ユーザー・月(税込6,431円)[3]。
プランのハイライトに Shadow IT Discovery 機能が載っています [3]。これが生成AIサービスの利用把握にどこまで使えるかは出典に書かれていません。
Google Workspace
料金は公式ページで確認してください
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-25 時点
- 向いている人
- Gmail やドライブを中心に、端末管理も含めて整えたい人 [5]
- 向かない人
- データ損失防止を使いたいのに、Enterprise プランに進めない人 [5]
- 長所
- Business Plus は、Vault でデータの保持・アーカイブ・検索ができます [5]
- 短所
- Starter、Standard、Plus プランは最大300ユーザーまでです [5]
- 料金
- 料金は公式ページで確認してください
Google Workspaceの料金はいくら?
料金は公式ページで確認してください [5]。
ログインの保護やアクセス管理、データ損失防止の対策を訴求しています [2]。ただし、データ損失防止は Enterprise の機能一覧に載っています [5]。小さな会社が使うプランで何ができるかは、プランごとに確認してください。
用語の定義
くわしく読む
SECURITY ACTIONとは?
SECURITY ACTIONとは、中小企業自らが、IPAのガイドラインに示された情報セキュリティ対策に取り組むことを自己宣言する制度です [7]
情報セキュリティ6か条とは?
情報セキュリティ6か条とは、はじめに取り組んでほしい情報セキュリティ5か条に「バックアップを取ろう!」を加えたものです [7]
関係する制度
くわしく読む
IPAは「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」の第4.0版を公開しています [7]。経営者が認識すべき指針と、社内で対策を実践する手順の両方をまとめています [7]。第4.0版は2026年3月27日に公開されました [7]。
付録には、情報セキュリティ基本方針のサンプル、関連規程のサンプル、資産管理台帳のサンプルがあります [7]。クラウドサービスの安全利用の手引きも付録に含まれています [7]。
AIの活用が進む中で、効果的に活用することと安全性を確保することが課題だと、IPAは述べています [6]。生成AIに特化した規程が上のサンプルに含まれるかは、公式ページで最新の情報を確認してください。
費用の目安(計算例)
費用の計算例
計算式と前提を見る
- 1人・Defender for Business を1年使う場合: 計算式: 税込493円/ユーザー・月 × 1人 × 12か月 = 税込5,916円(2026-10-25時点の料金から計算)
- 社員5人・Defender for Business の場合: 計算式: 税込493円/ユーザー・月 × 5人 × 12か月 = 税込29,580円(2026-10-25時点の料金から計算)
- 社員10人・Entra ID P1 の場合: 計算式: 税込1,153円/ユーザー・月 × 10人 × 12か月 = 税込138,360円(2026-10-25時点の料金から計算)
- 社員5人・Business Premium(Teams含む)の場合: 計算式: 税込3,627円/ユーザー・月 × 5人 × 12か月 = 税込217,620円(2026-10-25時点の料金から計算)
計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額は公式ページで確認してください。
よくある質問
Q. シャドーAI対策は何から始めればよいですか?
IPAのガイドラインの付録には、情報セキュリティ基本方針と関連規程のサンプルがあります [7]。管理機能だけで生成AIの無断利用を防げるかは出典から読み取れないため、公式ページで最新の情報を確認してください。
Q. 管理画面から生成AIの利用を制限できますか?
渡された公式情報には、生成AIサイトの利用を制限する機能の記載は見当たりません。Microsoft 365 E3 には Shadow IT Discovery 機能が載っています [3]。具体的な動作は、公式ページで最新の情報を確認してください。
Q. 社員が少ない会社でも使えますか?
Defender for Business は最大300ユーザーまで対応し、デバイス数の下限もありません [1]。Microsoft 365 Business Premium も最大300名向けです [3]。
Q. 費用や契約の注意点は何ですか?
Microsoft の各製品は年払いの年間サブスクリプションで、自動更新です [1]。有料サブスクリプションの開始から7日間はキャンセル期間とされています [1]。試用は1か月で、終了後は自動的に有料に切り替わります [1]。