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クラウドの共有リンクは便利ですが、公開範囲の設定を誤ると、取引先の資料や社員の個人データが意図しない相手に見える状態になります。この記事では、OneDrive・Google ドライブ・SharePoint の3つを、共有の権限や管理機能、料金の表示の形に絞って整理します。確認先は公式ページだけに絞り、会社の規模や状況ごとに見るべき点を書きます。

要点(3行)

  • 1人で使う人なら、OneDrive。個人向けの比較表に、パスワード保護や有効期限付きリンクの設定という項目があります [4]。
  • 2〜10人の会社なら、Google ドライブ。編集・コメント・閲覧の権限を分けられ、有効期限も設定できます [2]。
  • 無料で始めたい人なら、SharePoint(Microsoft 365 Business Basic)。1か月の無料試用があります [3]。

ひと目で比較

月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-21 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。

選び方

あなたの状況は?1人で使う人OneDrive2〜10人の会社Google ドライブ無料で始めたい人SharePoint(Microsoft 365 Business Basic)
記事の結論と同じ内容です

結論

1人で使う人

OneDrive個人向けの比較表に、パスワード保護や有効期限付きリンクの設定という項目があります [4]。

OneDriveの料金を公式で見る

選定基準(選び方の軸3つ)

選び方の3つの軸

1料金の形2共有設定の細かさ3管理者の統制と法令対応下の比較表で見比べる
記事の選定基準と同じ内容です。出典 [1][5][2][4][3][7]
  1. 料金の形: 年払いか月払いか、税込か税抜かで、同じ金額に見えても請求額が変わります。Microsoft の法人向け料金は税抜表示で、年払いの月額相当です [1]。Google の料金表は税の扱いが本文から読み取れないため、公式ページで確認してください [5]。
  2. 共有設定の細かさ: 権限の種類、有効期限、パスワードなど、リンクの公開範囲をどこまで絞れるかを見ます [2][4]。
  3. 管理者の統制と法令対応: 組織としてアクセスを管理できるか、漏えい時の報告義務に備えられるかを見ます [3][7]。

順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。

比較表

機能の対応表

サービス料金の掲載無料お試し主な連携先サポート
OneDriveありありあり要確認
Google ドライブ要確認ありありあり
SharePointありありあり要確認
✓は出典で確認できたもの。出典 [1][3][5][2]・料金は 2026-10-21 時点

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-21 時点

比較表(料金は 2026-10-21 時点)
サービス 税込料金 無料枠 対象規模 主な連携先 サポート 強み 弱み
OneDrive Business Basic 税抜1,049円(税込1,153円)/ユーザー・月相当、年払い。Teams なし 税抜809円(税込889円)[1] 1か月の無料試用 [3] 最大300ユーザー [1] Teams、Outlook、SharePoint [1] 公式ページで確認 ユーザー1人あたり1TBのクラウドストレージ [1] Word・Excel などは Web 版とモバイル版のみ。年間契約は自動更新 [1]
Google ドライブ 公式ページで確認 14日間無料 [5] Starter・Standard・Plus は最大300ユーザー [5] Gmail、Workspace の各アプリ [2] Enterprise にエンハンスト サポート [5] 権限の種類と有効期限でアクセスを細かく管理 [2] 共有ドライブは Business と Enterprise の機能。DLP は Enterprise [2][5]
SharePoint Business Basic 税抜1,049円(税込1,153円)/ユーザー・月相当、年払い。Business Standard 税抜3,523円(税込3,875円)[3] 1か月の無料試用 [3] 最大300ユーザー [3] Teams、OneDrive、Copilot [3] 公式ページで確認 サイト・リスト・アイテム単位でアクセスを制御 [3] AI 機能の一部はパブリック プレビュー。年間契約は自動更新 [3]

各サービスの公式情報

OneDrive

Business Basic 税抜1,049円(税込1,153円)/ユーザー・月相当、年払い

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-21 時点

向いている人
1人で使い、リンクにパスワードや有効期限を付けたい人 [4]
向かない人
個人向けの料金を税込・税抜まで本文で確認したい人。個人向けの金額は、税の扱いが本文から読み取れません [4]
長所
個人用 Vault は、アクセスに本人確認を必要とします [1]
短所
Business Basic の Word や Excel は Web 版とモバイル版のみです [1]
料金
Business Basic 税抜1,049円(税込1,153円)/ユーザー・月相当、年払い [1]

OneDriveの料金はいくら?

Business Basic 税抜1,049円(税込1,153円)/ユーザー・月相当、年払い [1]。

個人向けの比較表には、簡単なファイル共有やパスワード保護、有効期限付きリンクの設定という項目があります。どのプランに含まれるかは、公式の比較表で確認してください [4]。

法人向けの Business Premium には、情報保護や脅威対策が含まれます [1]。共有の統制を重視する会社は、プランごとの違いを公式ページで見比べてください。

OneDriveの料金を公式で見る

Google ドライブ

公式ページで確認してください

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-21 時点

向いている人
少人数のチームで、権限を分けて共有したい人 [2]
向かない人
料金を本文だけで税込まで確認したい人。料金表の金額は、税の扱いが本文から読み取れません [5]
長所
編集・コメント・閲覧の権限を使い分けられ、有効期限も設定できます [2]
短所
共有ドライブや電子署名などは Business と Enterprise のプランが対象です [2]
料金
公式ページで確認してください [5]

Google ドライブの料金はいくら?

公式ページで確認してください [5]。

Starter・Standard・Plus は最大300ユーザーまでです。Enterprise にはユーザー数の上限がありません [5]。

データ損失防止(DLP)や Google ドライブの AI 分類は、Enterprise の機能として載っています [5]。ランサムウェア検出なども Business と Enterprise の機能です [2]。必要な機能がどのプランにあるかを、先に公式の比較表で見てください。

Google ドライブの料金を公式で見る

SharePoint

Business Basic 税抜1,049円(税込1,153円)/ユーザー・月相当、年払い

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-21 時点

向いている人
チームサイトで、サイト・リスト・アイテムごとに権限を分けたい人 [3]
向かない人
公式ページで見た範囲では、SharePoint は Microsoft 365 のプランに含まれる形で提供されています [3]
長所
管理者がサイト、リスト、アイテム単位でアクセスを制御できます [3]
短所
AI 関連機能の一部はパブリック プレビューで提供されています [3]
料金
Business Basic 税抜1,049円(税込1,153円)/ユーザー・月相当、年払い [3]

SharePointの料金はいくら?

Business Basic 税抜1,049円(税込1,153円)/ユーザー・月相当、年払い [3]。

SharePoint は Microsoft 365 のプランに含まれ、OneDrive や Teams などの Microsoft ツールと連携して機能します [3]。制限付きアクセス制御や条件付きアクセス ポリシーといった管理機能も紹介されています [3]。

1か月の無料試用は、期間終了後に自動で有料契約へ切り替わります。試用の条件は公式ページで確認してください [3]。

SharePointの料金を公式で見る

用語の定義

くわしく読む

漏えい等報告とは?

漏えい等報告とは、要件に当てはまる個人データの漏えい等が起きたとき、個人情報保護委員会などへ知らせることが義務付けられている手続きです [7]。

321ルールとは?

321ルールとは、データを3つ持ち、2種類の媒体に分けて保存し、うち1つを別の場所に置くバックアップの考え方です [6]

関係する制度

くわしく読む

システムの設定ミス等でインターネット上に個人データが閲覧可能な状態となり、本人の数が1,000人を超える場合は、漏えい等報告が必要な場合の例として個人情報保護委員会が示しています [7]。

不正な目的で行われたおそれがある場合は、発覚日から60日以内が報告の期限です。発覚したらまず速やかに報告することも求められています [7]。

漏えいの報告先は、原則として個人情報保護委員会です。業種によっては、権限を委任された省庁へ報告します [7]。同委員会はクラウドサービスやテレワーク環境の利用時の漏えい事案について、注意喚起の資料も公開しています [7]。

IPA は、日常の対策として、パスワードの使い回しを避けることと、不要なアカウントの停止または削除を挙げています [6]。パスワードは大小英字・数字・記号を混ぜ、最低10文字にすることを求めています [6]。

業務用パソコンなどの機器やデータを組織外に持ち出すときのルールを決め、関係者に周知することも挙げています [6]。重要なデータは、定期的なバックアップを取るよう示しています [6]。なお、このページの最終更新日は2023年4月20日です [6]。

費用の目安(計算例)

費用の計算例

1人・Business Basic を1年使う場合税込13,836円社員5人・Business Basic を1年使う場合税込69,180円社員5人・Business Basic(Teams なし)を1年使う場合税込53,340円
出典 なし・計算式は下の一覧。料金は 2026-10-21 時点
計算式と前提を見る
  • 1人・Business Basic を1年使う場合: 計算式: 税込1,153円/ユーザー・月 × 1人 × 12か月 = 税込13,836円(2026-10-21時点の料金から計算)
  • 社員5人・Business Basic を1年使う場合: 計算式: 税込1,153円/ユーザー・月 × 5人 × 12か月 = 税込69,180円(2026-10-21時点の料金から計算)
  • 社員5人・Business Basic(Teams なし)を1年使う場合: 計算式: 税込889円/ユーザー・月 × 5人 × 12か月 = 税込53,340円(2026-10-21時点の料金から計算)

計算に使った料金は上の比較表の値です。実際の請求額はオプション・契約形態で変わることがあります。Google ドライブは料金が読み取れないため、計算例に使っていません。

よくある質問

Q. 共有リンクの設定ミスで個人データが見える状態になったら、報告は必要ですか?

本人の数が1,000人を超える場合は、報告が必要な場合に当たります。設定ミスでインターネット上に閲覧可能な状態となった例が、個人情報保護委員会の資料に載っています [7]。人数が少ない場合でも、要配慮個人情報が含まれるときなどは対象です [7]。判断に迷うときは、公式ページで最新の情報を確認してください。

Q. 共有リンクに有効期限をつけられますか?

Google ドライブは、アクセス権の管理の一つとして有効期限を設定できます [2]。OneDrive は、個人向けの比較表にパスワード保護または有効期限付きリンクの項目があります [4]。プランごとの対応は公式ページで確認してください。

Q. 無料で試せるサービスはありますか?

Google Workspace は14日間、Microsoft 365 の法人向けプランは1か月の無料試用があります [5][3]。試用の終了後は、自動的に有料へ切り替わるプランがあります [3]。条件は公式ページで確認してください。

Q. 設定ミスを減らすには、ツールのほかに何をすればよいですか?

IPA は、パスワードの使い回しを避けること、不要なアカウントを停止または削除すること、情報の持ち出しルールを決めて周知することを挙げています [6]。共有リンクの公開範囲を定期的に見直す運用も、あわせて考えてください。